プレミアム

膝と足首、下半身の連鎖を根本から読み解く

KAZU@FURYU
* * *

この記事を書いた人

高田一壽

高田 一壽

たかだ かずひさ

役職
PNFCメソッド 開発者
株式会社ピーエヌエフシーテック 代表
臨床歴
30年以上
施術実績
月間200名以上
教育
療術学院・競輪学校等の講師も実施経験
指導実績
全国の障害者施設・高齢者施設・スポーツ団体
メディア
大手企業TVCM出演、各種スポーツ団体との契約指導

長年の現場経験から体系化されたPNFCは、「鍛える」のではなく 「本来の機能を取り戻す」 コンディショニング法として確立されました。

この一段奥にあたる話は、別の記事でゆっくり扱っています。
≫ 朝、腰に手を当てて起き上がる日が増えていませんか

膝と足首、下半身の連鎖を根本から読み解く

階段を降りるとき、膝が怖い

朝7時、膝が重い。駅の階段を降りようとして、一歩目がぎこちない。痛いというほどではない。でも、この感覚が繰り返しある方に向けて書いています。

去年まで、こんなことはなかった。


整形外科に行けば「軟骨がすり減ってますね」と言われる。サポーターを勧められて、筋トレを指導される。膝周りの筋肉をもっと強くしましょう、と。

それで頑張ってスクワットをしてみたけど、なんだか余計にこわばる。電車で座っていて立ち上がるとき、膝がパキッと鳴る。


足首も気になっています。正座ができなくなった。つまずきやすくなった。でも膝と足首を別々の問題だと思っている方が、とても多い。

実は、膝の不調の上流には足首がある。そして足首の上流には股関節がある。この三つは、一本の線でつながっています。




膝を治そうとして、膝を壊す

膝が痛いとき、膝の周りを強くしようとする。スクワット、レッグエクステンション、ウォーキング。リハビリの王道ですよね。

でも、ちょっと考えてみてください。膝が痛い原因が膝そのものにあるなら、安静にしておけば治るのが普通です。でも治らない。なぜか?


膝は「中間管理職」なんです。上司の股関節と、部下の足首の間に挟まれて、両方のしわ寄せを受けている。

足首が硬くなると、地面からの衝撃を足首で吸収できない。その負担がそのまま膝に上がってくる。股関節が動かなくなると、膝が股関節の仕事まで肩代わりする。

中間管理職に「もっと頑張れ」と筋トレさせても、状況は良くなりませんよね。上司と部下をなんとかしないと。


足首の硬化
膝に負担が集中
膝痛

…でも、足首だけの問題?


この図は、まだ表面しか見ていません。足首が硬くなる原因、そして股関節との関係まで含めると、もっと根が深い話になります。


「年齢のせいだから仕方ない」と思ってきた方も多いと思います。でも、膝の硬化は年齢の問題ではありません。筋力の問題でもありません。本当の問題は、足首と股関節が同時に固着したまま、膝だけが使われ続けてきたことにあります。上流の二つの関節を整えれば、膝は年齢に関係なく応えてくれます。踏み込んだ言い方ですが、臨床で繰り返し確認してきたことです。



膝が「勝手に動く」感覚

膝の調子がいいとき、膝のことは考えません。階段を降りるとき、一段一段を意識しない。足が勝手に出て、体が勝手についてくる。

日常の動作のなかで、しゃがむ・立ち上がるが自然にできる。膝を意識しなくていい。立ち上がるときも「よいしょ」が出ない。


足首の連鎖が整うと、まず足の裏の感覚が変わります。地面を「踏んでいる」感覚がはっきりする。靴の中で足の指が自由に動く。

そうなると膝は、自分の仕事だけに集中できる。曲げる、伸ばす、回旋する。本来の動きをスムーズに。

「膝が良くなった」というのは、膝を強くした結果ではありません。足首と股関節が本来の動きを取り戻したとき、膝は勝手に楽になる。そういう設計になっているんですよね、身体は。


では、その連鎖はどういう仕組みなのか。有料パートで詳しく読み解いていきます。



FOR / この記事が向いている人

向いている方

  • 症状の表面ではなく、その三段下にある根に手をつけたい
  • 入門記事だけでは物足りなくなった
  • 連鎖の構造そのものを理解したい
  • 自分の身体を読む地図を持ちたい
  • 一度学んで、自分で整え続ける力を持ちたい

今は別の道が合う方

  • 対症療法だけで、充分整っている
  • 短い情報だけで答えを得たい
  • 受け身で改善を待ちたい

PREVIEW / ここから先で扱うこと

  • 見えている症状の三段下に流れている、根の構造
  • 上流から下流へ、三段階で進む連鎖の進行
  • 季節と五臓のリズムが、現在の症状に与える影響
  • 食・動き・呼吸で根に手をつける順番
  • 自分の連鎖の段階を読む地図が、手に入る

Q&A / 読みはじめる前に

Q. 運動が苦手でも、続けられますか?

続けられます。筋力で押し戻すのが前提ではなく、本来の動きを思い出すのが前提です。激しい運動は出てきません。日常の合間に取り入れられる範囲で組まれています。

Q. 年齢を重ねてからでは、もう変わりませんか?

身体は何歳からでも応えてくれます。30年以上の現場で、いちばん早く変化に気づくのは、むしろ長く諦めてきた方々でした。年齢は理由になりません。

Q. 読んだあと、すぐに変化を感じられますか?

早い方は読んだその日のうちに、身体のどこかが軽くなるのを感じます。順番の通りに辿っていただければ、応えてくれる方が多いです。

ここから先に、もう一段深い話があります。

この続きは有料パート

連鎖解読/複数症状を一本の流れで繋ぐ

~ この続きをみるには ~

この続き:12251文字

登録すると続きをお読みいただけます

膝と足首下半身の連鎖を根本から読み解く
≫購入手続きへ
上記のリンクからご購入いただけます
ABOUT ME
高田一壽
高田一壽
PNFC TEC JAPAN 会長
30年以上にわたり、月200名を超える人々の身体と向き合ってきた、日本でも稀有なコンディショニングのスペシャリストである。 東京療術学院で講師として専門家育成に携わり、全国の障害者施設・高齢者施設・スポーツ団体での指導を通じて、幅広い臨床経験を培ってきた。 大手企業のTVCM出演、各種スポーツ団体との契約指導、全国から寄せられる多数のセミナー依頼など、多方面で活動実績を積み重ねている。 その長年の現場経験から体系化されたPNFCは、運動能力の改善と身体の再構築を可能にするメソッドとして確立され、現在も全国からの依頼が絶えることはない。
記事URLをコピーしました