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気・血・水、三つの流れが教える身体の今

KAZU@FURYU
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この記事を書いた人

高田一壽

高田 一壽

たかだ かずひさ

役職
PNFCメソッド 開発者
株式会社ピーエヌエフシーテック 代表
臨床歴
30年以上
施術実績
月間200名以上
教育
療術学院・競輪学校等の講師も実施経験
指導実績
全国の障害者施設・高齢者施設・スポーツ団体
メディア
大手企業TVCM出演、各種スポーツ団体との契約指導

長年の現場経験から体系化されたPNFCは、「鍛える」のではなく 「本来の機能を取り戻す」 コンディショニング法として確立されました。

気・血・水、三つの流れが教える身体の今

「なんとなく」が何年も続いている方へ

しっかり寝たはずなのに、朝起きてもすっきりしない。重いというより、エンジンがかからない感じが続いている…。


顔色がどことなくくすんでいる。化粧水を手のひらに乗せると、肌がそれを飲み込む感じがしない。表面をすべって、どこかへ流れていくだけ…。

夕方になると足が重くなる。靴下を脱いだとき、ふくらはぎに指の跡がついている。そういえばここ数ヶ月、この時間帯だけ足先が冷たい。


食欲というものが遠くなった感じがする。ビタミン剤を飲んでいる。鉄分のサプリも続けている。でも、何かが変わった実感がない。


病院で検査すると、数値は正常。「疲れですね」「年齢ですね」。でも、それだけではない。この「なんとなく」が、いくつも重なっているんですよね。

爪が割れやすくなった。髪のツヤが落ちた。便通が安定しない。肩が石みたいに固い。一つひとつは大した話ではないのに、全部が同時に来ている。ご自身に心当たりがある方に向けて、この記事は書いています。これが「バラバラな不調」に見えて、実は一本の糸でつながっている…。それが、気・血・水という枠組みで見えてくる話です。


東洋医学には、こういう「なんとなく」を読み解く枠組みがある。気・血・水。身体を流れる三つのもので、今の状態を見る方法です。

やる気が出ないのは気の問題。顔色がくすむのは血の問題。むくみは水の問題。三つの流れのどこが滞っているかが分かると、「なんとなく」が具体的な出発点に変わります。


でも、もう一段大事なことがある。それは、三つの間に「優先順位」があるということです。気を整えるのが先か、血を整えるのが先か、水を整えるのが先か。この順番を間違えると、どれだけ「良いこと」をしても届かない。

PNFCの臨床現場で繰り返し見てきた事実として、順番さえ正しければ、身体は応えてくれる。逆に、順番が逆だと、良い食材も、良い運動も、良い睡眠も、七〜八割の効果しか出ない…。



「年齢のせい」でも「体質」でもない

疲れが取れないとき、まずサプリメントを飲んでみる。ビタミン剤、鉄分、プロテイン。「足りないものを足す」という発想。これが今の文化の標準です。


でも、足しても足しても変わらないことがある。むしろ増やすたびに、胃が重くなる。なぜか。

汚れた容器に水を入れても、きれいな水にはなりません。まず容器を洗う。それから新しい水を入れる。身体も同じです。


東洋医学では「悪いものを出す方が、良いものを入れるより先」と考える。巡りが悪い状態でいくら栄養を入れても、行き渡らない。まず流れを整えてから、補充する。この順番が大事なんですよね。


栄養を足す(足し算の文化)
流れを整える(引き算の文化)

…順番が逆になっていませんか?


「なんとなく」は体質ではありません。年齢のせいでもありません。気・血・水のいずれかが滞っている、構造上の問題です。だから、順番を整えれば変わります。


気・血・水という枠組みは、「何が足りないか」ではなく「何が滞っているか」を見る道具です。この視点を持つと、サプリを足す前にやるべきことが見えてきます。


ここで一つ、構造的な話をさせてください。「サプリ・温活・整体の三点セット」でも、気・血・水の優先順位が正しくなければ整わない理由があります。

身体には、気・血・水が動く「上流から下流へ」という解剖学的な必然があります。この順番が揃っていない状態でいくら補充しても、届かない部分が残り続ける。足し算ではなく、流れそのものを整えることが先なんですよね。


どの段階から詰まっているかは、ご自身の身体のサインに現れています。どこが滞っているか、その読み方と、整える順番の具体的な設計については、この続きで丁寧に解説します。



朝の「スッキリ」が戻る

気・血・水の巡りが整っている朝は、違います。

朝7時、目が覚めると頭が軽い。「今日も動ける」という手応えが身体の中にある。布団から出る前に、両手を軽く握ってみると、指先まで温かい。足の裏を床につけたとき、冷たくない。ただそれだけで、一日の出発点が変わる…。


午後3時。仕事の合間に手元を見ると、爪にうっすらと艶がある。唇の色がきれいなピンク。顔色に透明感がある。2時間前に飲んだ白湯が、まだお腹の中でゆっくり温かくて、胃が重くない。


夜11時。お風呂上がりに鏡を見ると、むくみが落ちた顔がある。便通が安定していると、肌の色が違う。化粧水を手のひらに乗せると、すうっと飲み込んでくれる感触がある。昔はこうだった、という記憶が、身体のどこかに残っていませんか。


昔はこうだったのに」。20代の頃の朝の軽さ。30代の頃の肌の弾力。それが特別な状態ではなく、三つの流れが本来の形で巡っていれば、身体はそういう状態になるようにできている。その「昔」に戻るためのカギが、気・血・水の巡りと、その順番です。


では、三つの流れのどこが滞っているかをどう見分けるのか。そして、何から手をつけるのか。有料パートで具体的に読み解いていきます。



FOR / この記事が向いている人

向いている方

  • 症状の表面ではなく、その三段下にある根に手をつけたい
  • 複数の不調が同時に来ていて、どれが根かを知りたい
  • 連鎖の構造そのものを理解したい
  • ご自分の身体を読む地図を持ちたい
  • 一度学んで、ご自分で整え続ける力を持ちたい

今は別の道が合う方

  • 対症療法だけで、充分整っている
  • 短い情報だけで答えを得たい
  • 受け身で改善を待ちたい

PREVIEW / ここから先で扱うこと

  • 気→血→水、優先順位の構造とその解剖学的な必然
  • 気虚・血虚・お血・水滞、四つのパターンと組み合わせの読み方
  • 季節と五臓のリズムが、現在の症状に与える影響と先手の打ち方
  • 食・動き・呼吸でご自分の根に手をつける順番
  • 朝の舌診でご自分の滞りを読む地図が、手に入る

Q&A / 読みはじめる前に

Q. 運動が苦手でも、続けられますか?

続けられます。鍛えることが前提ではなく、本来の動きを思い出すことが前提です。激しい運動は出てきません。日常の合間に取り入れられる範囲で組まれています。

Q. もう年齢的に遅すぎるのでは、と感じます。

身体は何歳からでも応えてくれます。30年以上の現場で、いちばん早く変化に気づくのは、むしろ長く諦めてきた方々でした。年齢は理由になりません。

Q. 読んだあと、すぐに変化を感じられますか?

早い方は読んだその日のうちに、身体のどこかが軽くなるのを感じます。順番の通りに辿っていただければ、応えてくれる方が多いです。

ここから先に、もう一段深い話があります。

この続きは有料パート

概念図・PNFCの中核となる視座

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高田一壽
高田一壽
PNFC TEC JAPAN 会長
30年以上にわたり、月200名を超える人々の身体と向き合ってきた、日本でも稀有なコンディショニングのスペシャリストである。 東京療術学院で講師として専門家育成に携わり、全国の障害者施設・高齢者施設・スポーツ団体での指導を通じて、幅広い臨床経験を培ってきた。 大手企業のTVCM出演、各種スポーツ団体との契約指導、全国から寄せられる多数のセミナー依頼など、多方面で活動実績を積み重ねている。 その長年の現場経験から体系化されたPNFCは、運動能力の改善と身体の再構築を可能にするメソッドとして確立され、現在も全国からの依頼が絶えることはない。
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