初夏は心と脾のバランスが崩れやすい
この記事を書いた人
高田 一壽
たかだ かずひさ
- 役職
- PNFCメソッド 開発者
株式会社ピーエヌエフシーテック 代表 - 臨床歴
- 30年以上
- 施術実績
- 月間200名以上
- 教育
- 療術学院・競輪学校等の講師も実施経験
- 指導実績
- 全国の障害者施設・高齢者施設・スポーツ団体
- メディア
- 大手企業TVCM出演、各種スポーツ団体との契約指導
長年の現場経験から体系化されたPNFCは、「鍛える」のではなく 「本来の機能を取り戻す」 コンディショニング法として確立されました。
寝ても疲れが取れない初夏
寝ているのに、朝が重い。
腰がだるい。肩がこわばる。
なんとなく寒気がする日もあれば、急にほてる日もある。
病院に行くほどではない。けれど、明らかに身体がいつもの調子ではない。
天気予報で「15度→28度」を見た朝、クローゼットの前に立って、長袖か半袖か数分迷う。その間に「今日また失敗する」という小さな疲労が積まれます。
半袖を着た日に限ってオフィスの冷房が強い。長袖を着た日に限って外が蒸し暑い。その繰り返しを2週間続けると、服装を選ぶこと自体がうんざりしてくる。
重いのは身体だけでなく、判断の積み重ねです。
この時期、同じ悩みを抱えている方はとても多いです。今年は特に男性の相談が増えています。気をつけている女性よりも、対策を知らないまま崩れていく男性が増えているのが現場の実感です。
自律神経の乱れは、仙骨の冷えから来ている
この時期の不調を「自律神経の乱れ」と呼ぶことがあります。
けれど「自律神経を整えましょう」と言われても、具体的にどうすればいいか分からない。そういう方がほとんどです。
交感神経と副交感神経。この切り替えは、自分の意志ではコントロールできません。心臓を止めたり、腎臓の動きを変えたりできないのと同じです。
ただ、ひとつだけ方法があります。
仙骨を温めること。
腰の奥、仙腸関節を含むあたりを温めると、身体はほっとします。交感神経のレベルが下がり、副交感神経が働き始める。
寒暖差が7度を超えると、自律神経のスイッチは自分では切り替えられなくなります。今年は20度近い寒暖差の日もありました。
スイッチが壊れた状態で頑張り続けるのは、身体にとって大きな負担です。
…本当にこれだけ?
季節の不調を、PNFCはこう見ている
脳脊髄液の流れが、全身を左右している
自律神経の問題は、さらに深い層とつながっています。
人間の身体の中で、最も清らかな水があります。脳脊髄液です。
脳を守り、脊髄を守る。この水の流れが円滑に動いているかどうか。
朝、鏡の前で背中が丸まっている自分に気づく。伸ばそうとしても、どこかが引っかかる。
姿勢が崩れている人、背骨が硬い人は、この流れが滞りやすくなります。
流れが滞ると、肩がこわばり、頭が重くなり、めまいや吐き気が出ることもある。
自律神経の不調の奥には、この身体の構造的な問題が隠れていることがあります。
仙骨の冷えと、背骨の硬さ。この二つがどう連動しているのか。そして、なぜ初夏という季節がこの連鎖を加速させるのか。
FOR / この記事が向いている人
向いている方
- ✓毎年同じ季節に、同じ不調が出る繰り返しに気づいている
- ✓季節の変わり目に身体が崩れやすい
- ✓一年のリズムで、身体を整えたい
- ✓民間療法ではなく、原理を知って実践したい
- ✓五行や東洋医学の知恵を、現代の生活に活かしたい
今は別の道が合う方
- —季節の変わり目を、すでに穏やかに過ごせている
- —季節とは無関係の症状に集中したい
- —短期決着型の対処を求めている
PREVIEW / ここから先で扱うこと
- ●前の季節の過ごし方が、今の不調を作っている五行の構造
- ●季節ごとに優先順位が変わる、五臓の整え方
- ●季節の変わり目に出やすい不調と、その手前の養生
- ●一年のリズムで身体を整える、養生の年間カレンダー
- ●自分の季節リズムを、五臓の声から自分で読めるようになる
Q&A / 読みはじめる前に
Q. 運動が苦手でも、続けられますか?
続けられます。鍛えることが前提ではなく、本来の動きを思い出すことが前提です。激しい運動は出てきません。日常の合間に取り入れられる範囲で組まれています。
Q. 年齢を理由に諦めかけている方へ。
身体は何歳からでも応えてくれます。30年以上の現場で、いちばん早く変化に気づくのは、むしろ長く諦めてきた方々でした。年齢は理由になりません。
Q. 読んだあと、すぐに変化を感じられますか?
早い方は読んだその日のうちに、身体のどこかが軽くなるのを感じます。順番の通りに辿っていただければ、応えてくれる方が多いです。
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概念図・PNFC独自の見立て
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