瞑想より先に、身体を整える
この記事を書いた人
高田 一壽
たかだ かずひさ
- 役職
- PNFCメソッド 開発者
株式会社ピーエヌエフシーテック 代表 - 臨床歴
- 30年以上
- 施術実績
- 月間200名以上
- 教育
- 療術学院・競輪学校等の講師も実施経験
- 指導実績
- 全国の障害者施設・高齢者施設・スポーツ団体
- メディア
- 大手企業TVCM出演、各種スポーツ団体との契約指導
長年の現場経験から体系化されたPNFCは、「鍛える」のではなく 「本来の機能を取り戻す」 コンディショニング法として確立されました。
この一段奥にあたる話は、別の記事でゆっくり扱っています。
≫ 深く息を吸おうとして、途中で止まることはありませんか
瞑想より先に、身体を整える
目を閉じても、頭が静まらない
静かな部屋で、目を閉じる。深呼吸をして、何も考えないようにする。
…三秒で、頭の中にノイズが戻ってくる。
こんな朝が続いているとしたら、これは自分の話だと思って読んでみてください。
「あの返信、まだしてない」「明日の朝、ゴミの日だっけ」「そもそも今、ちゃんとできてるのかな」
瞑想アプリを入れて、ガイド通りにやってみた。YouTubeで「初心者向け瞑想」も試した。でも結局、雑念の波に飲まれて、5分持たない。
「集中力がないんだろうか」「自分には瞑想が向いていないのかな」
その問いに行き着いた方に、伝えたいことがあります。
でも、それは心の問題でも、集中力の問題でもありません。
身体が、まだ「静かにしていい」と許可を出していないだけです。
瞑想の上手い下手は、座る前に決まっている
「集中力を高めれば瞑想できるようになる」。これが一般的な考え方ですよね。
でも、順番が逆です。
瞑想がうまくいかないのは、心の問題ではなく、身体の緊張が残っているからです。
電車でスマホを見ているとき、自分の膝に触ってみてください。カチカチに固まっていませんか? 肘はどうですか? ぴったり机に押しつけたまま、ほとんど動いていません。
膝と肘が固まっているとき、身体は「緊張モード」のままです。関節が固まると血流が下がり、手足の末端が冷える。身体が冷えた状態で目を閉じても、自律神経は交感神経が優位なまま。つまり、身体がまだ「闘うか逃げるか」の警戒態勢を解いていない。
この状態で「心を無にしよう」としても、身体が許してくれません。
…この先に、瞑想の壁がある
身体が先、心が後。この順番を知っているかどうかで、瞑想との付き合い方はまったく変わります。
たとえば、膝と肘の緊張がほどけた状態で目を閉じると、朝7時でも、手のひらがじんわり温かいまま静止できる。膝の内側がやわらかい。胸に詰まりがない。そこから始まる瞑想は、3秒でノイズに飲まれるものとはまったく別物です。これは努力や鍛錬の話ではなく、身体の準備が整っているかどうかだけの違いなんです。
FOR / この記事が向いている人
向いている方
- ✓眠れない、疲れがとれないが、原因が見えない
- ✓検査では異常なしと言われたが、不調はある
- ✓整え方を、感覚ではなく構造で知りたい
- ✓呼吸の浅さや胸の詰まりを感じる
- ✓心と身体のつながりを構造的に理解したい
今は別の道が合う方
- —リラックス法や瞑想で、十分整っている
- —即効性のある方法だけを探している
- —薬や医療的処置で完全に解決したい
PREVIEW / ここから先で扱うこと
- ●呼吸の浅さから交感神経優位へ、揺れが増幅する経路の全貌
- ●心と腎のバランスが崩れたときに身体に出る順番
- ●「整える」のではなく「揺れる幅を取り戻す」という新しい発想
- ●眠りの深さが戻ってくる、その身体的なプロセス
- ●朝・昼・夜の身体感覚から、自分の揺れを自分で読めるようになる
Q&A / 読みはじめる前に
Q. 運動が苦手でも、続けられますか?
続けられます。鍛えることが前提ではなく、本来の動きを思い出すことが前提です。激しい運動は出てきません。日常の合間に取り入れられる範囲で組まれています。
Q. もう年齢的に、変わらないのではないかと諦めています。
身体は何歳からでも応えてくれます。30年以上の現場で、いちばん早く変化に気づくのは、むしろ長く諦めてきた方々でした。年齢は理由になりません。
Q. 読んだあと、すぐに変化を感じられますか?
早い方は読んだその日のうちに、身体のどこかが軽くなるのを感じます。順番の通りに辿っていただければ、応えてくれる方が多いです。
ここから先に、もう一段深い話があります。
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概念図・PNFC独自の見立て
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